証憑と画面を照合する経理業務のイメージ
テーマを伝えるイメージ画像。実績・担当者を示すものではありません。
経理・業務改善

経理アプリの試験導入で、最初に確認したいこと

対象業務・確認者・出力先を小さく決め、入力から承認までを実際の運用に照らして確認します。

経理アプリを試すときは、画面を触れることと、自社の業務で使えることを分けて考えましょう。試験導入の目的は、便利そうかを眺めることではなく、どの作業を支援でき、どこに人の確認が必要かを確かめることです。

対象を小さく決める

いきなりすべての証憑や取引を対象にせず、確認できる範囲を選びます。期間、資料の種類、担当者、出力先をそろえ、現状の作業方法も記録してください。対象が毎回変わると、何が改善し、何が難しいのかを比べにくくなります。 資料を試験環境に入れる前には、共有してよい情報か、誰がアクセスできるか、試験後にどう扱うかも確認します。情報の管理体制を考える参考には、IPAの中小企業向けガイドラインがあります。参考:IPAのガイドライン

記録は「できた・できない」の理由まで残す

「出力できた」だけで終えず、確認に使った資料、修正した項目、承認までに迷った箇所を残します。たとえば担当者が元資料を探し直したなら、その探し直しも試験の手間に含めます。結果を共有するときは、試した条件の範囲を添えてください。

試験導入の前に埋める確認メモ導入前の打ち合わせや社内確認に使うチェック項目です。
  • 対象資料の種類と期間、使ってよい情報を決めた。
  • 試験環境のアクセス範囲と試験後のデータの扱いを確認した。
  • 候補を修正する担当と、最終承認者を決めた。
  • 出力先の会計ソフトと必要なCSV形式を確認した。
  • 不一致や保留を記録し、試験を終える判断条件を決めた。

入力後の確認までを一つの流れにする

読み取りや候補作成ができた時点で、試験を終わりにしないようにします。元の証憑と見比べる、分からない項目を確認する、候補を修正する、承認する、出力する。この一連の流れにどれくらい手間がかかるかを見ます。

  • 元資料を探し直さず確認できるか
  • 不明な項目を保留できるか
  • 修正した結果が意図どおり反映されるか
  • 誰が最終承認するか分かるか
  • 出力後の確認手順が用意されているか

確認する担当者の仕事が増えていないかも、評価の対象です。

成功の条件を、先に言葉にする

「良ければ使う」だけでは、試験を終える判断ができません。「この種類の資料で入力と確認の流れを一通り試せる」「担当者が不明点を見つけられる」など、確認したい条件を置きます。時間の短縮を見たい場合も、読取りだけでなく修正と承認を含めて記録します。 本記事では、削減率や正確性の数値を約束していません。実際の資料や業務によって確認すべき点が変わるためです。

書類とパソコンで確認する場面のAI生成イメージ
元の資料と、入力結果を見比べる書類とパソコンで確認する場面のAI生成イメージ

Chienowaの経理アプリは試験導入段階

料金は月額5,000円(税別)です。証憑・メールの取込、仕訳候補、照合、人による承認、会計CSV出力という流れを対象に、提供可能な範囲を確認します。すべての会計ソフトで本番利用が検証済みという案内ではありません。 試験導入にあたっては、利用環境、対応する入力・出力、サポート、契約条件を個別に確認します。自社で使えるかを知りたい方は、対象業務を一つ選んで相談してください。

取込先の手順も試験の前提になります。たとえばfreeeは、指定形式による仕訳データの移行方法を公開しています。利用する製品の公式手順で対象形式を確かめてください。これはChienowaアプリとの接続検証済みを意味しません。参考:freeeの仕訳データ移行

本記事に記載したChienowaの提供条件は、株式会社キヅケルへの制作時の確認に基づきます。契約前に最新の条件をご確認ください。

自社の経理で、何を試すか。

Chienowaの経理入力支援アプリは試験導入段階です。対象資料や会計ソフトとの適合など、試験で確認する内容と月額料金をご覧ください。

経理入力支援アプリを見る

出典・参考資料

https://www.ipa.go.jp/security/guide/sme/about.html

https://support.freee.co.jp/hc/ja/articles/50792412666137